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月の「裏」を回った宇宙船オリオン、「ヒューストン、通信確認」と交信 「私たちも皆さんを見ています」
米航空宇宙局(NASA)主導の国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」で打ち上げられた宇宙船オリオンは日本時間7日午前、地球から見た月の「裏側」を通過した。これに先立ち、宇宙船が月の裏側へ回り込むため接近する中で、同日午前8時過ぎ、人類として地球から最も離れた距離に達した。
月の裏側を通過する間、オリオンからの交信は途絶え、予定通り40分間の交信中断の後、ミッションスペシャリストのクリスティーナ・コック宇宙飛行士が、「ヒューストン、こちらインテグリティ、通信確認」と連絡してきた。「インテグリティ」は、宇宙船オリオンのクルー4人が自分たちと船の総称として、自ら選んだ呼び名。
「地球からまた聞くことができて、最高です」とコック飛行士は喜んだ。続けて、「アジア、アフリカ、オセアニアの皆さん、私たちも皆さんを見ていますよ。皆さんは今、空を見上げると月が見えるそうで、私たちも皆さんを見ています」と話した。
さらに、人類が今後ますます宇宙を探検し続ける一方で、「私たちは常に地球を選びます。私たちは常にお互いを選びます」とコック飛行士は述べた。
米テキサス州ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターの管制室は、「地球よりインテグリティ。私たちの一つのシステムは、もろくて、お互いに結びついています。了解です。皆さんを見上げることができる人たちは、今そうしています」と答えた。
管制室はその数分後、「皆さんは地球に向かっています。故郷に戻ってもらう準備ができています」と伝えた。