ヘグセス米国防長官、陸軍参謀総長に退任命じる

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画像説明, ランディ・ジョージ陸軍参謀総長
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アメリカのピート・ヘグセス国防長官は2日、ランディ・ジョージ陸軍参謀総長に退任を求めた。BBCがアメリカで提携するCBSニュースが報じた。

国防総省のショーン・バーネル主任報道官は、ソーシャルメディアに投稿した声明で、ジョージ大将が「第41代陸軍参謀総長の職を即時に退く」と述べた。

陸軍参謀総長の任期は通常4年。ウェストポイント陸軍士官学校を卒業した職業軍人のジョージ大将は、2023年にジョー・バイデン前大統領の指名を受けて就任した。

この前日にはドナルド・トランプ大統領が、イスラエルと共に進めている対イラン攻撃における「核心的な戦略目標は完遂間近」だと述べたばかり。

ジョージ大将は、第1次湾岸戦争に歩兵部隊の将校として従軍し、その後のイラクやアフガニスタンでの戦争にも参加した。退任を求められた理由は、直ちには明らかになっていない。

匿名の米国防当局高官はCBSに対し、「我々は彼の奉仕に感謝しているが、陸軍はそろそろ指導部の交代を必要としていた」と話した。

国防総省のパーネル報道官は、「戦争省は、ジョージ将軍が数十年にわたりアメリカに尽くしたことに感謝している。退任後の健闘を祈っている」と述べた。

米メディアによると、陸軍副参謀総長のクリストファー・ラニーヴ大将が陸軍参謀総長代行となる。

パーネル報道官はラニーヴ将軍について、「数十年の実務経験を持つ戦場で鍛えられた指導者で、本政権の方針を確実に実行できると、ヘグセス長官が全面的に信頼している人物」だと述べた。

ウェストポイント陸軍士官学校は1日、ジョージ大将が部隊と面会する写真を掲載し、同氏が「指揮に就く準備を進める士官候補生に、経験に基づく助言を伝えた」と述べた。

ヘグセス氏は国防長官に就任して以来、海軍作戦部長や空軍副参謀総長を含む十数人の軍幹部を解任してきた。