ヴェルサーチ、Tシャツの「香港」表記で謝罪 独立地域と示唆
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イタリアの高級ファッションブランド、ヴェルサーチが、香港とマカオを独立した地域だと示唆するプリントのTシャツを発表したことで批判を受け、謝罪した。
このTシャツには「ロンドン・イギリス」、「ミラノ・イタリア」というように世界各国の都市名と国名が並んで表記されていたが、中国の特別行政区である香港とマカオについて、それぞれ「香港・香港」、「マカオ・マカオ」と書かれていた。
香港とマカオはどちらも中国の一部だが、特別行政区として一定の自治が認められている。
ヴェルサーチは中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」で、7月24日以降にこのTシャツの販売を取りやめ、在庫も処分したと発表した。
声明では、「論争になったことをおわびします。私たちは中国を愛していますし、中国の特別行政区の主権を尊重しています」と述べている。
ヴェルサーチのクリエイティブ・ディレクター、ドナテラ・ヴェルサーチ氏も自身のインスタグラムで、「当社がおかした過ちと、それによってさまざまなSNSで引き起こされている議論に申し訳なく思います。中国の国家主権を無視しようと思ったことはありませんし、だからこそこの間違いと、それによって不快な思いをした方に個人的に謝罪します」と述べた。
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Instagram の投稿の終わり
また、中国でヴェルサーチのブランド大使を務めている女優の楊冪(ヤン・ミー)氏が、この件を受けてヴェルサーチとの契約を打ち切った。
楊氏の事務所は声明で、「中国の統一性と主権は神聖で不可侵だ」と述べている。
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中国はこのところ、外国企業が香港をどのように表記するかについて厳しい目を向けている。
今回のヴェルサーチの件は特に、香港で民主化デモが続いている中で起きたため、注目された。
昨年には米衣料品小売ギャップが、Tシャツに中国の「間違った地図」をプリントしたことで謝罪した。このTシャツには台湾が描かれず、本土の領土だけが描かれていた。
ほかにもホテル経営のマリオット・インターナショナルやデルタ航空などが、中国政府が主張する領土と異なる情報をウェブサイトに載せ、謝罪した。
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